お祝い (初参り・節句・成婚)

弘法寺で「はれのひ」「お祝い事」

昔から日本人が大切にしてきた伝統行事(お祭りや年中行事)のことを「ハレの日」と呼びますが、お子さまご出産後の初参りや、ひな祭りや七五三、成人のお祝い、結婚式など人生の節目や門出を、弘法寺の仏前で祈り、感謝し、祝う「ハレの日」の行事を執り行います。

初参り

はれの火1
赤ちゃんが誕生して、初めてお参りすることを「初参り」、もしくは「お礼参り」などといいます。
これは、赤ちゃんが無事に産まれたことのご報告や感謝をお伝えし、赤ちゃんのこれからの健やかな成長を願う行事です。日本では古くからの風習として多くの地域で行われてきました。

お参りする時期は、地域によってさまざまですが、生後1カ月〜で行うのが一般的です。厳密な決まりはありません。

両家のご家族全員が揃って初参りをするほか、両親と赤ちゃんだけ、どちらか一方の祖父母が付き添うケースなど、初参りの仕方もさまざまです。 慶事を仏滅に行うのは避けるとされていますが、「初参り」は暦にこだわる必要はないとされています。

仏前結婚式

wedding1-1
馴染みがない方もいるかもしれませんが、寺院では結婚式をあげることができます。このことを「仏前結婚式」といいます。

「仏前結婚式」では、出会いの「因」と結ばれた「縁」を仏様とご先祖様に感謝、報告をし、来世までの結びつきを誓います。

仏教の伝統を重んじた「仏前結婚式」は、和の装いで、寺院の落ち着いた雰囲気のなかで執り行うことができる厳かな式であることが魅力の一つです。
「仏前結婚式」の特徴をいくつか挙げてみましょう。
「感謝の気持ちが深まる」
ご先祖様に結婚を報告する「仏前結婚式」では、ご先祖様がいたからこそ自分が今ここにいるということの感謝の気持ちが深まることになるでしょう。
「厳かな雰囲気の中での挙式」
雅楽が鳴り響き、お香が焚かれた由緒ある寺院の中で僧侶が執り行う「仏前結婚式」は、ほかの形式の結婚式では体験することができない唯一無二の厳かな雰囲気を湛えています。
「親族中心の親密な挙式」
参列者は両家の親族が中心となります。大規模にではなく、お身内で親密な挙式をされることをご希望の方にぴったりな挙式です。規模が大きくないため、比較的費用が抑えられるのも嬉しいところです。
こういった魅力に惹かれてか、著名人の中にも「仏前結婚式」を選ばれる方々が増えてきています。

初参式

hare-1
「初参式」とは、お子さんが初めて寺院にお参りをして、お子さん自身が受ける儀式のことです。ご家族や縁のある方々と一緒にお参りをします。

ご仏前にて、ご本尊様とご先祖様に新たな命が誕生したことを報告し、お子さんの健やかな成長を祈願します。

「初参式」は、お子さんにとって初めての仏縁になりますが、親御さんにとってもこれから親として生きていくための仏縁となるわけです。

「初参式」はお祝い事の行事ではありますが、こうした仏縁を通じて、家族を大切にする気持ちがお子さんに伝わっていくことを弘法寺は願っています。

七五三

「七五三」とは、子どもの成長を祝い、これからの健康を祈る日本の伝統的な行事です。寺院などで「七五三詣で」の参拝や祈祷を執り行います。

一般的には、数え年で、3歳と5歳が男の子、3歳と7歳が女の子が「七五三」の対象となりますが、現在では満年齢でお祝いをするご家庭もあるようです。

「七五三」を行う時期は、本来であれば11月15日です。ただし最近では、10月中旬から11月下旬にかけて、六曜の縁起の良い日(大安や先勝など)のご家族の都合の良い日程で行うケースも増えてきています。

子どもの成長を振り返ることができる「七五三」を、弘法寺でも執り行うことができますので、お気軽にご相談ください。

成人式

「成人式」とは、子どもが満20歳になったことを祝う行事です。各地域で行われる「成人式」が一般的ですが、寺院でも「成人式」のお祝いを行うことができます。

弘法寺では、お子さんがこれまで無事に成長してきたお礼と、学業や仕事の精励をご先祖様とご本尊に願う「成人式」を執り行っています。

ご家族の絆を確かめ合う良い契機としていただきたいと弘法寺は考えています。

「はれのひ」のお祝い事は弘法寺に

日本には、これまで生きてきた人生を振り返り、これから先の健康や家庭、仕事の精励を祈願する行事が節目節目で行われる習慣があります。

ご紹介した「初参り」「仏前結婚式」「初参式」「七五三」「成人式」など「はれのひ」のお祝い事を、弘法寺では随時執り行っています。

年中を通して行われるハレの行事は、自然の恵みや周囲の人に感謝をし、これからの健康や成長を祝うものでもありますが、お寺で伝統行事をすることで後世へ受け継いでいくことにも繋がっています。

大切なご友人やご親族、仲間の方たちのみなさまと、人生の節目や門出をお寺の本堂の仏前で祈念し、お祝いを行うハレの行事についても、お気軽にお問い合わせください。