消えずの火

「空海・消えずの火」とは

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宮島弥山大本山大聖院は、厳島神社別当職として祭祀を司ってきた宮島の総本坊です。

弘法大師空海は、804(延歴23)年に唐にわたり密教の教えを体得した後、2年後の806(大同元)年に日本に戻り弥山を開基します。そこで護摩行の際に灯した火が、1200年の長きにわたり護り続けられてきている「空海・消えずの火」です。

「空海・消えずの火」は、明治時代の偉人・伊藤博文公に「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と言わせしめた弥山(「ミシュラングリーンガイドジャポン」で三ツ星を獲得)山頂付近の、不動明王を祀る「霊火堂(れいかどう)」にあります。この「空海・消えずの火」は、今でも、多くの人々が訪れる人気の観光スポットでもあります。

この霊火は、心の安寧と平和の象徴として多くの人に崇められてきており、広島平和記念公園の「平和の灯」の種火としても使用されています。
広島県広島市の広島平和記念公園にある「平和の灯」は、1964(昭和39)年8月1日に建立されました。
火種は全国12宗派の火で、その中の一つが「空海・消えずの火」です。

宮島にある寺院の中で最も歴史が古いのが真言宗御室派(総本山仁和寺)の大本山大聖院です。弘法大師をはじめ、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に護身仏として祈念した波切不動明王や、厳島神社の本地仏である十一面観世音菩薩、七福神など数多くの仏さまが祀られています。

厄除け開運のご利益が大きいことから「日本三大厄除け開運大師」の一つに数えられる霊験あらたかな寺院であります。皇室との関係も深く、鳥羽天皇勅命の祈願道場、明治天皇行幸の際の宿泊先でもあった格式の高さを誇ります。

「消えずの火」が弘法寺へ
(日本の寺院では初めての事例)

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大聖院と法縁関係にある弘法寺に、2021(令和3)年、「空海・消えずの火」が譲り受けられました。2月11日に宮島弥山大本山大聖院で採火式を、2月13日に三田の弘法寺で点灯式が執り行われました。これは日本の寺院では初めての事例になります。
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弘法寺では、どなたでも「空海・消えずの火」でろうそくを立て、祈願することもできますので、お気軽にお越しください。

弘法寺の「空海・消えずの火」は、空海の精神と想いをしっかりと継承し、新しいことを願い、生み出す「創造(はじまり)の象徴」です。皆さま一人ひとりにとって人生の創造(はじまり)の源となるよう、ここからさまざまな取り組みを行っていきます。「空海・消えずの火」は、弘法寺の新たな未来を照らす「創造(はじまり)」なのです。

「消えずの火」のご利益

「霊火堂」の「空海・消えずの火」には、鋳物の大茶釜が吊るされています。この「空海・消えずの火」で沸かした霊湯を飲むことにより、「万病に効く」「幸福になる」というご利益があるとされています。茶釜の脇には紙コップが置かれており、これで茶釜の中の霊湯を飲むことができます。
また、「空海・消えずの火」のこの「燃え続ける火」と、恋人たちの「燃え続ける“愛”の火」というイメージが重なり、「恋人の聖地」に登録されています。(企画:NPO法人地域活性化センター)

「消えずの火」にまつわる取り組み

東京2020パラリンピックで「空海・消えずの火」が採火
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2021年、広島県廿日市市は、広島平和記念公園の「平和の灯」の「種火」の一つである、「空海・消えずの火」を東京2020パラリンピックの聖火リレーで採火しました。

23市町で採火された火は、8月15日に原爆ドーム近くの「おりづるタワー」に集められ東京へ出発。全国から採火された火と合わせ、開会式で聖火台に灯されました。

「みなと88ケ所めぐり」に協力

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東京都港区には、約240の寺院、約40の神社、約80の大使館などのほか、たくさんの歴史的建造物があります。将来を担う港区の子どもたちと普段見落としがちな港区のスポットを巡りながら、「学び」を得る機会が「みなと88ケ所めぐり」(主催:みなと88ケ所めぐり実行委員会)です。参加者は、港区の小学校、大使館の3年生から6年生が対象です。

弘法寺は立ち寄りスポットのほか、「みなと88ケ所めぐり」の協力団体として、「本部」や「救護」の役割を果たしました。

弘法寺は、地域貢献、社会貢献を是とし、子どもたちに素晴らしい大人になってもらうために、このような「学びの場」を提供し続けていきます。
本日の本堂参拝時間
10:00-19:00(完全退館)
本日の納骨堂参拝時間
10:00-19:00(完全退館)
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