『ありがとう』は幸せになる最高の言葉!
日本語の中には「ありがとう」という最高の幸せワードがあります。
よく自己啓発の本を見ると「ありがとうと何度も言うことで幸せになれる」ということが書かれています。本当にそうでしょうか?
私はまさにそうだと思います。人の心というのはプラスの感情かマイナスの感情か、あるいは全く無色かの三通りになります。当然「ありがとう」というのはプラスの感情ですね。
ということは「ありがとう」という言葉を連発している人は「私は幸せだ」ということを心の中で何度も呟いているのと同じなのです。
ですから「ありがとう」という言葉をいうことが幸せロードにつながっていくのですが、実はありがとうには四つのレベルがあることをご存知ですか?
一番ダメなのは「心にもないありがとう」です。本心は「もっとしてくれたらいいのに」と不満を感じつつ言う「ありがとう」です。これはいくら言っても何の役にもたちません。
第二段階は人間関係の潤滑油としての「ありがとう」です。お店で買い物をすると「ありがとうございます」といわれますよね。社会の中ではこの潤滑油としてのありがとうがたくさん飛び交っています。
次に第三段階のありがとうが、本当に嬉しかったときに発するありがとうですね。喜びワクワクした瞬間に発せられるありがとうです。このありがとうを1日の中で何回言えるかというのが、人生を幸せにしていけるかどうかの鍵を握るのです。
そして第四段階のありがとうが、自分の苦しみや悩みを抜いてもらったときに発するありがとうです。普通ありがとうという言葉を発する時には「笑顔で」と思っておられるでしょうが、この第四段階のありがとうになると、いささか眉に皺を寄せながら、ありがとうを言うことになります。しかしこのありがとうが最も深いありがとうになります。「救われた」という安堵と共におとずれるありがとうです。
私も日々できるかぎり「ありがとう感覚」をもちながら生きたいと思っています。
第一段階のありがとうはなるべく使わず、第二段階から第四段階までのありがとうを何度も言いたいと思っています。そうすることで心の中で「幸せの光」がサーっとさしてくるような気がします。
今回も最後までメッセージをお読みいただき「ありがとう」ございました。
暑い日が続いていますが、今月も元気にお過ごしください!
護摩炊き(御影供/みえく)について。
弘法寺では、開運護摩焚き(御影供/みえく)を行っております。
当寺は、檀家さまだけでなく、多くの方にひろく門戸を開けているお寺です。
毎回、初めての方からおなじみの方まで、多くの皆さまに足を運んで頂いております。
弘法寺は港区三田・田町駅より徒歩6分ほどに位置しており、「身近に通えるお寺」としての存在になれればと思っております。
弘法寺にてお会いできますこと、心よりお待ちしております。