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東宝系映画『ほどなくお別れです』に当山副住職が出演

映画出演のご報告と、あらためて想う「お別れ」のかたち

令和8年2月6日~全国東宝系にてロードショー。映画公式ホームページ

 現在上映中の映画『ほどなく、お別れです』に、僧侶役として私、小田隆勝が出演しております。作中では、葬儀の一場面にて読経をお勤めし、荘厳な儀式の一端を担わせていただきました。

本作は、目黒蓮さん、浜辺美波さん演じる葬祭プランナーの二人が、さまざまなご遺族と向き合いながら「最高の葬儀とは何か」を問い続ける物語です。

人が生まれることも、亡くなることも、一生にただ一度。だからこそ、その最期のひとときが、残されたご家族にとっても、旅立つ故人にとっても、心から納得のいくものであってほしい―

―その願いが、作品全体を貫いています。

葬儀とは、単なる儀式ではありません。悲しみの中にあっても、感謝や祈りを言葉にし、故人とのご縁を静かに確かめる大切な時間です。

読経の声が響くなかで、私たちは目に見えない世界とのつながりを感じ、命の尊さをあらためて胸に刻みます。

弘法寺におきましても、日々ご葬儀をお勤めしておりますが、本作を通して、あらためてその重みと責任を深く感じました。限りある時間のなかで、どのように寄り添い、どのように祈るのか。僧侶としての在り方を問い直す機縁ともなりました。

大切な人との時間は、永遠ではありません。
だからこそ、今この瞬間を慈しみ、出会えたご縁に感謝する心を忘れずにいたいものです。
命の尊厳と、あたたかな見送りの意味を静かに伝えてくれる作品です。
どうぞ多くの皆さまにご覧いただけましたら幸いです。
合掌

大本山 弘法寺
副住職 小田隆勝