
皆さん、こんにちは。
暦の上では立春を迎えました。
とはいえ、朝晩はまだ冬の冷たさが残っていますね。
けれど自然は正直です。
梅がほころび、土の中では芽が準備を始めています。
もうすぐ迎える「雨水」の頃には、雪が雨へと変わります。
固まっていたものが、少しずつやわらいでいきます。
人の心も、季節とどこか似ています。
思うように進まないとき、
気持ちが固くなってしまうことがあります。
そんなときに無理に前へ進もうとしなくても大丈夫です。
うまくいかない日もありますよね。
けれど春は、必ず巡ってきます。
今日の小さな善い行いが、きっと芽吹いていきます。
立春は、新たな「始まり」の節目です。
でもそれは、華やかなスタートではなく、
静かに整え始める合図のようなもの。
どうかこの時期は、
ご自身の心を少しゆるめてあげてください。
春は、外から来るものではなく、
内側から育っていくものなのかもしれません。
合掌
令和8年2月15日
大本山 弘法寺
住職 上田 昭憲
追伸:2月21日は、月例御影供、護摩祈祷会を18時より厳修いたします。どうぞお参りください。


