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神仏習合 記念神事「平和の祈り火渡り」が行われました。

神仏習合 記念神事「平和の祈り火渡り」が開催されました。

令和5年10月10日(火)、全国八百万の神々を迎える神話の舞台である出雲の稲佐の浜において、出雲大社の「御神火」を灯しての平和祈願祭と、大聖院の仏燈 弥山の「消えずの霊火」を使用しての火渡りが行われました。

出雲大社(神道)と宮島弥山大聖院(仏教)の神仏の結びつきが、ここに実現しました。

◆神仏習合平和の祈り火渡りの開催報告→こちら

神道と仏教の垣根を越えて「世界平和」を祈る

今回の神事の目的は、神道と仏教の垣根を越え、出雲大社と大聖院の両者が習合し、
日本国内から世界に向けて「平和の願い」を発信するというものでした。

この共通の目的を持って、当日の稲佐の浜には大変多くの人が集まりました。
世界中の紛争や苦難に思いを馳せ、平和の大切さを改めて考える機会となりました。

また、コロナ禍より、様々なことが変化しました。人と人が出会い、集うことも前より少なくなっているようです。

そのような中、人々が一同に集まり、宗教の垣根を超えて心をひとつに「世界平和」を祈ることは大変意義深いものでした。

護摩添え木に聖なる火に灯し、皆さまの願い・祈りを届けました。

「火渡り」に使用した火は、大聖院の仏燈 弥山の「消えずの霊火」です。

皆さまよりお預かりした護摩添え木に、1200年護られ続ける聖なる火が灯り、ご祈祷の火が高く燃え上がりました。

そして、その火の上を渡り歩く「火渡り」が行われ、平和への祈りが捧げられました。
皆さまの願い・祈りが成就し、世界中の人々が平穏・平和に暮らせることを心よりお祈りしております。