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【10月 弘法寺管長メッセージ】人生を生きる意味は何か?

人生を生きる意味は何か?

この問いに対してあなたはどんな答えをしますか?

「自分の夢を叶えること」「幸せに生きること」「自分の才能を十分に発揮して世の中に貢献すること」「魂を磨くこと」「自分の人生を成長させる修行の場」「世界の美を発見すること」「快楽をもとめること」「志を立て社会で認められること」「世の中を平和にすること」「遊ぶこと」「人生は生まれてから死ぬまでの暇つぶし」「神の意思を実現すること」

その他にもいろいろ出てくると思います。また人によっては「人生には意味などというものはない」という人もいます。
ところが、この言葉は矛盾していて「人生に意味はない」という考え方を提示しているということでは「意味はない」という意味づけをしているわけです。

私はどう思っているかというと、「その人が考えていることがその人の人生なのだ」ということです。

「人生は素晴らしい」と感じている人は、そうでしょうし、「人生などつまらない」「人生などどうせ死ぬのだから無意味だ」と思っている人は、紛れもなく無意味なのでしょう。

だから私は、自分の人生に対してとてもエネルギーが湧く考え方を勝手にしています。

「私の人生は実に素晴らしい人生だ」「私は最高に運がよい」「私の人生は世の中をよくしていくために存分に使われる」「私は多くの人の喜びに貢献できる人生を生きている」「私の魂は日々成長している」

「私は多くの人に愛され頼られている」「私はこの世界の素晴らしい美や神秘を受け取る心がある」

「今までの人生もこれからの人生の自分に最高にマッチしたできごとが起こってくる」「私は存分な自由を獲得している」

「私は死んだ後、光り輝く世界に入っていく」「私の人生には一切の後悔はない」

こんなことをいうと、それは「あなたが恵まれているからそんなことが言えるのだ」と怒る人もいるかもしれませんが、本当のことをいうと、そうではなく、こう考え、このように感じているから、現象の世界がその思いに引きずられて作られていくのです。

こんなことを私は日々思っているので、かなりやばいできごとが自分の人生に降りかかってきても、「このことは自分にとって最も相応しいことが起こっているのだ!」と笑って通り過ぎることができるような気がします。

もう一度いいますが、「あなたの人生はどんな人生なのか?」それは、「あなたがそう考え、そう感じた存在である」ということです。

ならば自分自身で、勝手に自分自身への都合のよいブランディングをしていけばいいのです。

さて、あなたにとっての人生の意味は何ですか?あなたの人生はどんな人生ですか?

今月も元気に生きましょう!

護摩炊き(御影供/みえく)について。

弘法寺では、開運護摩焚き(御影供/みえく)を行っております。

当寺は、檀家さまだけでなく、多くの方にひろく門戸を開けているお寺です。

毎回、初めての方からおなじみの方まで、多くの皆さまに足を運んで頂いております。

弘法寺は港区三田・田町駅より徒歩6分ほどに位置しており、「身近に通えるお寺」としての存在になれればと思っております。

弘法寺にてお会いできますこと、心よりお待ちしております。

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本堂は3階にございます。どなたさまもご参拝いただけます。