
皆さんこんにちは!
住職の昭憲です!
突然ですが、「心病む」って書いてどう読むかご存知ですか!?
普通に読んだら「こころやむ」ですよね!?
こちら「うらやむ」と読むんです!!
知っていた方、素晴らしいです!
知らなかった方!私と一緒です笑
心病ましい(うらやましい)状態ってどんな状態でしょうか?
あの人は毎日楽しそうで羨ましい、自由に生きてて羨ましいなどと考えている先には言葉として発していなくても、自分はできてないとか自分には足りないというネガティブ思考が隠れていることも多いのではないでしょうか?
それがどんどん続いていくと心が乱れ始めている状態ですよね。自分はダメだとか、どうせ自分なんてという感情に繋がっていってしまい文字通り「心病む(こころやむ)」になってしまいます。
でも人をうらやましいと思う気持ちって自然なことだと思うので、ダメというわけではありません。
こころ病まないポイントは、憧れに変えて、「よし私も真似してみよう」とか、「私には私の生き方があるから関係ない。ゴーイングマイウェイ!』と切り替えることです!
また仏教では「知足(ちそく)」=足るを知ることを大切にします。
うらやみが湧くときは「無いもの」ばかりに目が向きがちです。
でもよく見ると「今あるもの」「すでに持っている幸せ」もたくさんあるはずです!
私たちが既に持っている小さな幸せに目を向けてみてください。
合掌
令和7年5月15日
大本山 弘法寺
住職 上田 昭憲
