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【6月 弘法寺管長メッセージ】人生を幸せに生きる「寿(ことほ)ぎ」の魔法

春季彼岸会1

弘法寺管長より皆さまへ

みなさま、お元気でしょうか?
弘法寺の管長を務めております、小田全眞(ぜんしん)です。

4月に弘法寺 公式サイトがリニューアルオープンし、より多くの皆さまにサイトをご覧頂けるようになりました。
今月は「人生を幸せに生きる「寿(ことほ)ぎ」の魔法」についてお話をしたいと思います。

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「人生を幸せに生きる『寿(ことほ)ぎ』の魔法!」

みなさんは、日々忙しく生きておられることと思います。次から次へとやることが押し寄せてきて、1日終わる時には、「ふーっ」とため息をつくことも多いのではないでしょうか? 

それでいて、ふと1日を振り返ると「あれっ?今日なにしていたかな?」という感覚になることもあるのではないでしょうか?
私たちの毎日には「あれをしなければならない」「これをしなければならない」という義務的なしごとが溢れています。

今日私が提案するのは「義務的な仕事を少なくする」ということではなくて、人生の中から義務感をゼロにする生き方なのです。

こんなことをいうと「そんなのは無理だ」という声が聞こえてきます。

しかし、そうではないのです。何かをするときに「これをしなくちゃ」という意識をすべて「これをしよう」に置き変えるのです。

「朝起きなくちゃ」を「朝起きよう」という意識に変えるところから始めるのです。
「掃除をしなくちゃ」を「掃除をしよう」に。「メールをおくらなくちゃ」を「メールをおくろう」に。「仕事にいかなくちゃ」を「仕事をしよう」に。とにかくすべてを「○○しよう」に変えるのです。

そして一つの仕事が終わったら「よかったなあ」「これができてよかったなあ」と心の中でそれを喜ぶのです。

これを「寿(ことほ)ぎ」といいます。

そうすると、なんと毎日の中にこの「寿ぎ」が多いかに気がつきます。

騙されたと思ってこれを一週間やってみてください。間違いなく皆さんの人生の幸福感はずっとずっと増すと思います。私自身、これを実践する中で、本当に人生が「幸せの光」で満たされるようになりました。

特別なことが実現せずとも、「今」「この瞬間」が幸せに満たされてくるのです。 

こんな単純なことですが、是非騙されたと思ってやってみてください。

今月もよき一ヶ月をお過ごしください。

21日は弘法大師の月命日

毎月21日「弘法大師 空海」の月命日には、太陽瞑想と開運護摩焚き(御影供/みえく)を行っております。

弘法寺は檀家さまだけでなく、多くの方にひろく門戸を開けているお寺です。

毎回、初めての方からおなじみの方まで、多くの皆さまに足を運んで頂いております。

弘法寺は港区三田・田町駅より徒歩6分ほどに位置しており、「身近に通えるお寺」としての存在になれればと思っております。

弘法寺にてお会いできますこと、心よりお待ちしております。

本堂は3階にございます。どなたさまもご参拝いただけます。