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【弘法寺 住職メッセージ】ありがとうで世界を満たそう!

みなさんこんにちは!

弘法寺住職の上田昭憲(ウエダ しょうけん)と申します。

本年度は全日本仏教青年会の事務局長という重責を担っております。

今回はその全日本仏教青年会(以下:全日仏青)についてお話しさせていただきます。

全日仏青は、全国から宗派を超えた青年僧侶が集まり構成されており世界平和実現に向けた祈りや事業を開催しています。

先日は奈良県の東大寺様において「仏法興隆花まつり千僧法要」を厳修しました。

この千僧法要は昭和63年より毎年4月26日に東大寺様のご協力で大仏殿にて行わせていただいています。

本年は、サブタイトルに ー世界平和 共に祈りを捧げるー を掲げ世界中で起こっている紛争や戦争、飢饉や飢餓、その他あらゆる事象で苦しみ悩む方達の心の安寧に向けた祈りを毘盧遮那佛に捧げ、大仏様の力で世界平和を実現していただきました。

コロナ禍の影響もあり、今回は60名ほどの僧侶で行いましたが例年では500名もの僧侶で祈りを捧げるので正に荘厳に見えることでしょう。来年は通常通り行う予定ですので是非皆様にもご見学いただけたらと思います。

さて、全日仏青では本年度のテーマとしてSDGs10番のDiversity & Inclusionの実現をテーマに掲げております。これは「性別、年齢、国籍などが違う人々に、それぞれの個性や能力に応じて活躍できる場を与えよう、という考え方です。」

私たち僧侶はこのテーマを「寺院というフィールドを活用することで様々な人々を受容する場を提供し、僧侶として多様性を受容し活かす考え方を発信することで、国家安寧、恒久的世界平和を実現させること」と捉え、実行実現に向けて日々研鑽しております。

最後にこのブログを読んでいただいた方にお願いがあります。

世界平和を実現させるためには、祈りの力と共に行動を起こさねばなりません。

では身近でできる行動とはなんでしょう?

それはまず「相手を想いやり、ありがとうと感謝をすること」から始まります。身近な人でも構いません。ぜひ感謝「ありがとう」という言葉をもっともっと日本だけではなく世界中に浸透させていきましょう!

今、SNS上では誹謗中傷が散見されます。ぜひ誹謗中傷ではなく「ありがとう」という感謝の言葉で溢れる世の中に一緒にしていきましょう!!

そして、投稿の際には「#ありがとう運動」をつけていただき拡散していただきますようお願いいたします!!