
皆さんこんにちは!
花粉症に悩まされ、目のかゆみとクシャミが止まらない今日この頃です。
そんな辛さを抱えながらも時間は待ってくれず、まもなくお彼岸を迎えようとしています。
昔から暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、このコラムを書いている日はなんと20℃ということなので驚きです…
にも関わらず、お彼岸ウィークはまた寒の戻りもあるそうなので体調にはより一層気をつけてください。
さて、お彼岸にはお塔婆を建てますがその意味を私なりに伝えたいと思います。
いくつかあるうちのひとつとして、「生きる人のために建てる」をお話します。
なぜ生きる人のためになるかと言うと、塔婆を立てることで、供養する側も故人を想い、感謝や祈りの気持ちを深めることができます。
心の拠り所となり、家族の絆を強める意味もあります。
つまり、塔婆は単なる木の板ではなく、「供養」「教え」「心のつながり」を形にする大切なものなのです。
ぜひそんな意味も感じつつ、お彼岸を迎えてみてください。
合掌
令和7年3月15日
大本山 弘法寺
住職 上田 昭憲
